版画のお手入れ・作品保管方法



版画のお手入れはいざ、どうやってしたらいいのか、なかなかお手入れの仕方が分からなかったりするものです。
ここでは皆さんに、日常のお手入れや作品の保管方法についてお話します。

Q.表面のアクリルや額が汚れたり、ホコリが付いた場合はどうしたらいいのですか?
 そんな時は、柔らかい乾いた布で軽く拭き取りましょう。こまめに拭き取ることがポイントです。汚れがひどい場合は、専用の拭き取り液を布に染み込ませ、汚れを落とすと良いでしょう。決して力いっぱいにゴシゴシ擦らないでくださいね。表面のアクリルにたくさん傷が付いてしまうと、アクリルの透明感が失われますので、気をつけてください。また、摩擦によって静電気が起こり、かえってホコリを呼ぶ原因となります。
それでも落とせない場合は、各ショールーム担当者にご相談ください。
※専用のお手入れセットをご用意しております。詳しくは、各ショールーム担当者へお問い合わせください。(お手入れセット:定価2,000円【税込み】)


Q.版画を飾るのはどんな場所が適していますか?
 温度変化が多い場所(ストーブの前、エアコンの吹き出し口傍など)は避けましょう。作品はとてもデリケートです。特に湿気と日光は大敵ですので、直射日光があたるところは適しません。また、台所、浴室の傍など湿度の高い場所も作品に波打ち、たわみ等のダメージを与える原因となりますので、なるべく湿気の少ない風通しの良い場所を選びましょう。作品を飾るうえで最適なのは、室温25℃前後、湿度55%を基準にしてください。


Q.飾らない作品はどのように保管すれば良いでしょうか?
 作品を保管する場合は、汚れやホコリを落とし、高温多湿・直射日光は避け、風通しの良いところに立て掛けて保管しましょう。ですから、作品の空き箱は処分しないで大切に保管することをお勧めします。 押し入れなどの長期間密閉された場所ですと、カビやシミが出たりしますので、定期的に取り出し、日陰に置き、風を通してあげましょう。


最近では、版画に使われる紙・インク、そして額等の品質が向上し、作品自体も長い間美しく保てるようになりました。それでも、あなただけの大切な大切な宝物ですから、作品を飾る場所や環境には十分気を配ることが必要ですね。